六本木・虎ノ門エリアの開発
六本木・虎ノ門エリアは、六本木ヒルズや東京ミッドタウンなどの最先端な複合施設の開発を皮切りに、2014年には「虎ノ門ヒルズ森タワー」、2020年には「虎ノ門ヒルズ ビジネスタワー」と次々と大型の施設が完成しています。
また、交通面においては2020年6月に東京メトロ日比谷線の新駅「虎ノ門ヒルズ駅」が開業しています。
2021年には「虎ノ門ヒルズ レジデンシャルタワー」 も竣工予定であり、今後も虎ノ門のエリアの開発は進みます。
また、2023年竣工予定の「虎ノ門・麻布台プロジェクト」は、約30年もの時間をかけて推進した長期プロジェクトであり、
虎ノ門5丁目、麻布台1丁目、六本木3丁目にまたがるエリアで、総延面積86万㎡の巨大開発が進んでいます。
メインタワーは高さ323mの超高層タワーを含む7棟のビルの建設予定で、オフィス、住宅、ホテル、子育て支援施設、商業施設、文化施設などが設けられます。
この街では、「暮らす」「働く」「集う」「憩う」「学ぶ」「楽しむ」「遊ぶ」など、人々の営みがシームレスに繋がる新しい都市生活の実現を可能にする街作りを目指しています。
このエリアの現在建築中の大規模な開発は他にも多くあり、大型の施設の開発が進むことで、街並みが変わり、さらに暮らしの多様性が期待されます。
竹芝エリアの開発
2020年竣工の「 ウォーターズ竹芝 (WATWERS takeshiba) 」は、都心に居ながらも竹芝の水辺と浜離宮恩賜庭園を望む、自然を感じることができる立地環境を活かした創りになっています。建物は「タワー棟」と「シアター棟」に分かれており、オフィス、商業施設、ホテルの他に、劇団四季の劇場を一新し、文化・芸術を核とした複合型施設になります。
6月にはタワー棟内に第一期の店舗がオープンし、今後も様々な施設がオープン予定です。
ウォーターズ竹芝の近くでは、2020年秋開業予定の「東京ポートシティ竹芝」の開発も進行しています。オフィスタワーとレジデンスタワーで構成され、最先端のテクノロジーを用い、エリアの活性化や課題解決などを図りながら、新たなビジネス拠点の構築を目指しています。
首都高速道路を跨いだ形で設置する、歩行者デッキの整備により、浜松町駅と竹芝エリアのより良いアクセスを可能にし、人の行き来をより活性化させます。
また、浜松町駅のすぐ西側では、世界貿易センタービルを含む敷地の「浜松町二丁目地区A街区」の開発が進められています。
様々な役割を果たしてきた世界貿易センタービルが解体され、その敷地の約2.1haの区域に2棟の超高層ビルが建設される予定で、その他にも東京モノレール浜松町駅の建て替えやバスターミナルが再整備される予定です。
品川エリアの開発
JR東日本が品川駅と田町駅の間に設ける「高輪ゲートウェイ駅」が2020年3月14日に開業し、新駅の開業に伴いその周辺では複数の開発が行われます。
高輪ゲートウェイ周辺の約9.5haの車両基地跡地には、総延べ面積約85万1000㎡の大規模な品川開発プロジェクトが進行しています。
JR品川駅から田町駅までを一体開発するプロジェクトで、「エキマチ一体」をキーワードにした歩行者優先で、駅内外のにぎわいがシームレスに繋がる街づくりのプロジェクトをすすめています。
地下鉄三田駅の近くには「三田3・4丁目地区」の開発が進められています。約4haの区域・総延べ面積約22万5500㎡に超高層タワーを含む4棟のビルが開発予定で、用途はオフィスを中心とし、文化・交流施設、商業・生活支援施設などの予定です。
品川田町のエリアは、国際的なビジネス機能・居住滞在機能の導入により、世界中から先進的な企業と人材が集う国際交流拠点として今後も整備されていきます。